このサイトで何度もお伝えしている、「合成界面活性剤」。こいつは一体何者で、私達の皮膚にどのような影響を与えるのか?ここでは詳しく記載していきます。
合成界面活性剤とは?
水と油を混ぜ合わせたり、化粧品に含まれる化学物質を皮膚に浸透させたりするための原料、それが「合成界面活性剤」です。種類としては石油を始め、アミノ酸、たんぱく質、油脂、糖質、コラーゲン、アルコールのほか、様々な天然成分からも合成されています。ちなみに石けんも界面活性剤のひとつに入ります。ひとくちに合成界面活性剤といってもその種類は様々なんですね。なので「石油系界面活性剤一切不使用」というシャンプーでも、「それ以外の合成界面活性剤は使用している」という可能性があります。また、「原料が天然なので安心・安全」という商品も、主成分に合成界面活性剤を使用していることがあります。こういった企業は消費者はわからないだろう、ということでこういった表現をしているのでしょう。
合成界面活性剤は皮膚にどんな影響を与えるの?
合成界面活性剤は、皮膚表層の脂質を流失させ、たんぱく質を変性して皮膚のバリア機能を壊します。また、髪のキューティクルであるたんぱく質を溶かす作用もあります。これにより、髪がパサパサになっていきます。毛根も傷めるので、薄毛、抜け毛の原因にも。。
賢い消費者になろう!
合成界面活性剤がたくさん入ったシャンプーや化粧品が出ている背景には、私達消費者の知識不足があると思います。私達が本当に良いものだけを使える知識をつければ、世の中からそのような商品は減っていくでしょう。正しいものは何なのか?知識をつけて賢い消費者になることが求められていると思います。