【質問】そのシャンプー、バリアゾーンを壊していませんか?

「バリアゾーン」という言葉、ご存じですか?美しい髪の毛の象徴といえば、キューティクル。でも、同じくらいバリアゾーンの状態が大事なんです。バリアゾーンとは皮膚の表皮にある角質層と顆粒層のこと。バリアゾーンは外部から異物などの侵入を防ぐ役割を果たしてくれています。つまり、これが壊れると、真皮まで良くないものが入ってしまい、頭皮環境が悪くなってしまうのです。では、どうしたらバリアゾーンは壊れてしまうのでしょう?

バリアゾーンを壊すもの。それは…。

人間の頭皮は、固い角質層で覆われています。男性よりも女性の方が皮脂の分泌は少ないので、角質層が弱いです。過剰なシャンプーをすると、汚れ以外にもとらなくてよい皮脂を余分にとってしまい、角質層を弱めることになります。ただしそれだけではバリアゾーンは壊れません。バリアゾーンを壊す手伝いをするもの、それが合成界面活性剤です。合成界面活性剤により、バリアゾーンが壊されると、有毒成分が皮膚の奥まで浸透し、細胞を侵し、慢性毒となり、体内に蓄積されていきます。これが原因で抜け毛、薄毛などの頭皮のトラブルへとつながっていくのです。また、頭皮も栄養不足となります。

髪の毛だけでなく、頭皮の状態にも気をつけて!

サラサラの髪になりたい方は、ついつい髪の毛をケアすることに目がいきがちですが、大事なのはそれをささえる頭皮の状態。頭皮を傷つける成分が入っているシャンプーは選ばないようにしましょう。