よく聞くダメージヘアというフレーズですが、実際はどのような髪の状態がダメージヘアなのでしょうか??
この記事では、ダメージヘアについて詳しく調べていきます。
ダメージヘアとは、髪がどんな状態になっていることをさすの?
ダメージヘアとは、髪の表面が傷ついたり、内側がもろくなったりした状態を指します。詳しく、髪の表面と内側についてみてみましょう。髪の表面は、本来キューティクルがウロコ状になっています。
しかし、ダメージヘアではそれが一部はがれたり、めくれたりして、凹凸ができた状態になっています。また、油の層も失い、髪が水分を含みやすくなっています。一方、髪の内部に目を向けると、繊維がもろくなっている状態です。髪にとって大切な成分が失われて、内部がスカスカになっているのです。
こうしてダメージを受けてキューティクルが不均一になった髪の表面は、毎日のお手入れでさらにダメージを受けることがあります。それが、髪と髪がこすれるシャンプーです。摩擦により、髪がダメージを受けるのです。ダメージがどんどん進むにしたがって、トリートメントでケアしても髪が補修成分を均一に吸着できないため、滑らかさを取り戻せなくなってしまいます。それだけ、毎日のシャンプーは大切です。
ダメージヘアを改善したいときには、どんなシャンプーを選ぶと良い?
シャンプーはダメージヘア用以外にも、脂っぽい頭皮用やかさついた頭皮用、フケ・かゆみのある頭皮用など、いろいろなタイプに分かれています。髪の傷みが気になる場合には、やはりダメージヘア用をセレクトしましょう。ダメージヘア用のなかでも何を選んだらいいか迷うのであれば、成分に注目してみるのがいいでしょう。
シャンプーでダメージが起きてしまう原因は、髪がこすれる摩擦にあります。そこで、摩擦を防いでくれる成分としてシリコン入りのシャンプーを選ぶのも一つの手です。
シリコンはネット上に構成されている成分なので、空気や水、栄養を通します。摩擦や熱、紫外線に強いという特徴もあるため、それらのダメージから髪を守ってくれるのです。最近、ノンシリコンシャンプーが注目されているようですが、ハイダメージの人にはシリコン入りのほうが良いのです。