昔からずっと、女性の髪の悩みで、一番多い悩みは「くせ毛」です。
皆さんの中でもストレートパーマや縮毛矯正を「一度でもした事がある」もしくは「今もずっとしている」という方は多いはずです。
くせ毛の方が憧れる「サラサラなストレートヘアー」になれるなら、、、と、実は間違った方法を選んでしまっている可能性もありませんか?ここでは、ストレートパーマと縮毛矯正の違いや正しいケアの方法についてまとめてみました。
ストレートパーマはくせ毛を伸ばす為の技術ではない?!
「ストレートパーマをしたいけれど、あまりくせが伸びなぐにかったり、すぐに取れてしまった」なんていう経験はありませんか?
ストレートパーマの本来の目的は、一度かけたパーマを元にストレートに戻す時に使われるパーマです。ボリュームを抑える目的でも使われることがありますが、くせ毛をまっすぐに伸ばすという目的には適していません。
ですので、くせ毛をサラサラストレートにしたい場合は「縮毛矯正」、髪の毛のくせが弱い方や、根元のボリュームを抑えて自然な仕上がりにしたい方は「ストレートパーマ」がオススメです。
ストレートパーマと縮毛矯正はどう違うのか
●ストレートパーマ 6000円~15000円 60分~90分
●縮毛矯正 2万円~3万5000円 120分~150分
地域やサロンにより違いがありますが、目安としては上の数値を参考にしてください。
料金(値段)も時間もストレートパーマより縮毛矯正の方が倍の金額がかかります。
施術内容の違い
<ストレートパーマ>
①シャンプー→②1剤塗布→③流し→④2剤塗布→⑤流し→⑥ドライ
<縮毛矯正>
①シャンプー→②1剤塗布→③流し→④ドライ→⑤ストレートアイロン→⑥2剤塗布→⑦流し→ドライ
仕上がりの違い
施術内容が違うのでもちろん仕上がりにも違いが出てきます。
お伝えした通り、ストレートパーマは髪の毛のくせを伸ばすためのものではないので、しっかり伸びるというよりは、ボリュームダウンする程度の仕上がりで、多少のくせは残ります。
縮毛矯正はアイロンの熱を利用して髪の毛をストレートにしていくので、ボリュームダウン+くせも伸びて=ツヤツヤのストレートにすることができます。
ストレートヘアの持ちの違い
ストレートパーマは約3ヶ月前後で取れてきてしまいますが、縮毛矯正はその名の通り、縮毛をストレートにしてくれてるので、半永久的に持続します。
髪へのダメージの違い
ストレートパーマも縮毛矯正も同じ薬剤を使用する場合が多いですが、アイロンでの熱処理をする縮毛矯正の方が髪への負担が大きいです。
アイロンでの熱処理が加わる縮毛矯正を一度してしまった髪の毛は元に戻らないため、次回以降、通常のパーマをかけることができず、デジタルパーマという選択になってしまいます