毎日使うシャンプー、皆さんはどのような基準で選んでいますか?
シャンプーは髪と頭皮を健やかに保つために欠かせないもの。「なんとなく選んでいる」というあなたはぜひこの記事をチェック!意外と知らないシャンプーの正しい方法について、一緒におさらいしてみましょう。
まずはシャンプーのことを知ろう!
選ぶポイントは「界面活性剤」
普段使っているシャンプーの、ボトルの裏を見てみましょう。
水、●●、●●…と色んな成分が書かれていますね。多くの場合、この「水」の次に書かれているものが、界面活性剤、つまり汚れを落とすのに重要な役割を果たす成分を指します。
界面活性剤は、大きく①石油系 ②石鹸系 ③アミノ酸系 の3つに分類されます。
それぞれの特徴を簡単に言うと
<石油系>…泡立ちが良く、洗浄力が強い。油分を取りすぎて乾燥することも
<石鹸系>…洗浄力が非常に強い。アルカリ性で敏感肌の人は荒れてしまうことも
<アミノ酸系>…マイルドな洗い上がりで潤いも補充。洗浄力が弱くベタつくことも
この中でも美容のプロがおすすめするのは、「アミノ酸系」です。
髪や頭皮に優しいのは、【アミノ酸系シャンプー】
シャンプーで重要なこと、それは「いかにダメージを与えずに洗い上げるか」という点にあります。
強い洗浄成分で汚れが落ちても、それによって髪が痛んでしまっては意味がないですよね。
アミノ酸系シャンプーは、人体に影響の少ないアミノ酸からできているため、洗浄力は保ちつつも優しい洗い上がりになります。
【コレが正解!】正しいシャンプーの方法
この機会にシャンプーの方法も見直してみましょう。
シャンプーの洗浄力や潤いの効果を最大限引き出すためにも、この技をお試しあれ!
①1分以上、しっかりお湯で洗う
髪や頭皮に付着した汚れの約8割ほどは、実はお湯のみでも落ちるんです!
また、お湯でしっかり洗うことで、泡立ちも良くなります。
②500円玉くらいの量のシャンプーを手に取り、よく泡立てる
多すぎるのはNG。もし泡立ちが悪い場合は、シャンプーの途中から足していけばOK!
③こめかみ、もみあげなどの生え際から、頭の上に向かって洗う
指の腹で揉みこむように洗っていきます。
汚れは泡が落としてくれるので、指はあくまでマッサージをするイメージです。
④頭のトップを洗う
トップを洗ったら、もう一度生え際に戻ります。
顔側(手前)から頭側(奥)に向かって位置を変えながら、生え際→トップの順で徐々に全体を洗っていきます。
⑤頭の後ろ側を洗う
最後に、頭の後ろを生え際(うなじ)→トップの順で洗っていきます。
⑥全体が洗えたら、こめかみ、もみあげ付近と頭頂部を優しくマッサージ
こめかみ、もみあげの近くと頭頂部には大きな血管が通っているため、マッサージして柔らかくすることで、血行が良くなり、リフトアップや抜け毛対策にも繋がります。
⑦お湯でしっかりと洗い流す
丁寧に洗い流さないと、余分な成分が残り頭皮が痛んでしまいます。
目安としては、ヌメリが取れたらOK!指の腹を使って優しく洗い流しましょう。
これで完了!
シャンプーの後は、トリートメントなどで潤い補充も忘れずに♡